負動産
2025年03月31日
人口減少で、人口増の時代の不動産が,負動産になってきている、この頃、これから加速されるかも。私も当事者になるかもしれないが、多くの方が、この負動産を自分の代でキレイにして子孫に迷惑のかからぬようと心の中では思っている。しかし、なかなかアクションができない。
自分が住んでいないところに不動産のお持ちの方、需要がこれから少なくなる、建物も老朽化、維持管理や固定資産税の出費も考えて、早めのアクションが必要です。早く流通させることが利益を生む、損を減らすことになります。
そのままだと、空家ゼロ円、空き家差し上げますなどなど このような動きや、危険家屋で解体費、その後土地の固定資産税増加の追い打ちがあります。
負動産をお持ちの方、やんなっちゃう けど 動きは早い方がよいですね!
あとは、ちょっとだけ事例など 羅列です
・先祖の土地、代々のお墓を守りたいけど、実家から離れたところで暮らしている、実家の建物も老朽化してきている。→ ほかの方(移住者など)に売買、墓じまい、墓石の処理に80万円
・親が建てた築60年アパートも老朽化。空き部屋多いが2名が昔からお住まい → 賃貸契約解約難、新規アパート建築投資効果小
・築50年マンション、居住者高齢化、修繕積立金少ない、→ 年金暮らしに追加の修繕積立金は難、そのまま
・危険家屋となった → 解体費400万円(床面積m2あたり15,000円?)解体しても売れるような土地でない
・売るにしても金がかかる →建物の場合、建物内の家財整理処分20万円前後? 登記費用がかかる(相続登記ができてない、未登記の附属建物がある、境界整理が必要、越境している、雨漏れ、シロアリなど
・仲介業者にとって、仲介手数料も売買代金に比例して低額となる。(法律改正で低額な建物でも上限税込み33万円となるがなかなか?)
・負動産:資産価値が低く、維持管理に費用や手間がかかる不動産。所有しているだけで損をしている不動産。 たとえば、地方の土地、老朽化した空き家、山林や農地
・課題:資産価値なし・魅力なし・収益生まない・第三者からの苦情・維持管理
・対処法:隣人に声かけ・空き家バンク・寄付・相続土地国庫帰属制度・土地活用などなど
負動産をお持ちの方の、いろいろなご相談できるようアクションしていきます。ご気軽にお声がけに対応していきたいと研鑽してまいります。
良いまち不動産 代表社員 奥田良三