年金の計算

2025年10月12日

1.老齢年金の計算式

 

基礎年金額(831,700円)⋇保険料納付済み月数/480月

※上記は68歳以下の場合、69歳以上は829,300円

※免除月数も反映される割合あり

免除制度と年金額への反映

・全額免除 老齢年金額への反映割合 2009年3月まで1/3  2009年4月以降1/2

など

2.老齢厚生年金の「報酬比例部分」の計算式

1942年4月2日以降生まれの場合

ⓐ+ⓑ

a :平均標準報酬月額⋇7.125/1,000⋇2003年3月以前の被保険者期間の月数

b:平均標準報酬月額⋇5.481/1,000⋇2003年3月以降の被保険者期間の月数

3.老齢厚生年金の「経過的加算」の計算式

1,734円⋇被保険者期間の月数-基礎年金額⋇20歳以上60歳未満の厚生年金保険の被保険者期間の月数/480月

4.老齢厚生年金の「加給年金」の要件と金額

原則、被保険者期間20年以上の人が生計維持関係にある65歳未満の配偶者(または子)がいる場合に加算されます。加給年金は約41万円。

5.遺族基礎年金の計算

基本額(831,700円)+子の加算額(一人当たり239,300円)

3人目以降は79,800円

6.遺族厚生年金

➀老齢厚生年金(報酬比例部分)の3/4  2003年3月以前と4月以降に分けて計算します。

②被保険者期間が300月みまんの場合は、300月とみなして計算

最終的に300月/被保険者月数を掛けて割り増しする。

7.遺族厚生年金の「中高齢寡婦加算」の要件と金額

遺族格子柄年金の加算給付の一つ

夫が死んだときに40歳以上で子のない妻には、40~65歳の間、遺族年金に屋久2万円が加算されます。

合同会社良いまち不動産 奥田良三