金融資産運用(債券)

2025年09月14日

ポイントは、「債権の利回り計算」「個人向け国債」「債権のリスク」を覚えたいです。

 

1.債権について

 

資金調達のために発行される「借金の証書」が債券。債権の発行体が国なら国債、地方自治体なら地方債、企業なら社債と呼びます。

満期(償還期限)になれば、額面金額が投資家に払い戻しされます。

 

➀債券の分類

 

利付債と割引債に分けることができます。

・利付債:毎年決まった時期に利息を受け取ることができる債券です。

・割引債:利息は支払われない代わりに、額面金額から利息相当分を差し引いた金額で発行され、満期になれば額面額を受け取ることができる債券。ゼロクーポン債とも言います。

 

②債券リスク

 

・信用リスク:債券の元利金が払えなくなるリスク。格付けがトリプルB以上が投資適格債券。ダブルB以下の債券は投機的格付債券。

・価格変動リスク:市場金利によって債券の価格が変動するリスク。

・途中償還リスク:償還期限前に買い入れ消却や繰り上げ償還することにより、予定通りの期間や、利回りでの運用ができなくなるリスク。

・カントリーリスク:債券を発行する国における政情不安や財政悪化、戦争などにより、債券の価格が下がるなどのリスク。

・流動性リスク:取引高が少ないことにより、妥当な価格での売却や換金ができないリスク。

 

③債券、金利、価格の関係

 

市場の「金利」水準と、過去に発行された固定金利の「債券」の売買価格には、一般的に「金利が上昇すると債券が下落し、金利が下落すると債券が上昇する」という関係がある。

 

④債権の発行時に定められること。

 

・表面利率:額面金額に対して支払われる1年間の利息の割合のこと。

・発行価格

・償還期間:債券の額面金額が投資家に戻る日。

 

⑤サムライ債とショーグン債

 

・サムライ債:外国法人が日本国内で円建て発行する債券。

・ショーグン債:外国法人が日本国内で外貨建てで発行する債券

 

2.個人向け国債(3種類)

 

・変動10年、固定5年、固定3年

・基準金利とは、金融機関が住宅ローンを提供する際に基準として設定する金利のこと。 現在の基準金利は2.875(私の見た資料によると)

・種類ごとの利率(年率)

変動10年:基準金利×0.66

固定5年:基準金利-0.05%

固定3年:基準金利-0.03%

最低保証金利:0.05%

・債券の発行頻度 毎月発行

 

3.債券利回りの計算

 

➀応募者利回り

 

新発債を満期利回り時まで保有した場合の利回り

 

②所有期間利回り

 

身発債または既発債を購入して、途中で馬脚した場合の利回り

 

③最終利回り

 

既発債を購入して、満期償還時または保有した場合の利回り。

 

※債券のリターンには、インカムゲイン(利払額)とキャピタルゲイン(売値と買値の差)があるものの、債券の利回りを求める式は「1年あたりインカムゲイン」と「1年あたりのキャピタルゲイン」の合計(1年あたりのもうけ)も投資額で割って求める。

 

合同会社良いまち不動産 奥田良三