ポートフォリオ運用
2025年09月17日
ポートフォリオ運用とは
いろいろな値動きをする資産に分さしておくことで「すべての資産が同時に下落する」リスクを減らしつつ、期待できるリターンを維持する手法です。
1.ポートフォリオ運用の基礎知識
➀分散投資
リスクの分散委は、「投資対象の分散」「投資時期の分散」「投資機関の分散」「資産クラスの分散」「地域の分散」などがあります。また、株式、債券、外貨建資産、預貯金など、様々な種類の資産クラス(カテゴリー)に資産を分散する方法をアセット・アロケーションといいます。
②期待収益率と標準偏差
・期待収益率:一般にリターンと呼ばれているもので、将来期待される利回りのことをいいます。ポートフォリオの期待収益率は、ポートフォリオに組み込れた各資産の期待収益率で加重平均した値となります。
・標準偏差:一般的にリスクとよばれるもので、リターンのばらついの度合いの大きさのことをいいます。なお、ポートフォリオのリスクは、組み入れた各資産のリスクを組み入れ比率で加重平均した値以下となります。
たとえば【ポートフォリオの期待収益率が5%で標準偏差が10%の場合、おおむね3分の2の確率で5%±10%となるイメージ】
③相関係数
複数の証券(投資対象)の値動きの関係を示す係数で、1から-1までの範囲をとります。
1 : 証券の値動き完全に同じ リスク軽減効果なし
0 : 証券間の値動きに全く相関関係がない 一定のリスク低減効果あり
-1: 証券の値動きが完全に反対の動きとなる リスク低減効果最大
④シャープレシオ
標準偏差(リスク)の異なるポートフォリオ間のパフォーマンス比較(運用効率の比較)に用いられる指標です。シャープレシオは「取ったリスクに対し、どれぐらいの収益を得たか」を表す指標であり、値が大きいほど効率的な運用であったことを示します。
シャープレシオ=(ポートフォリオの収益率-無リスク資産利益率)/標準偏差
2.金融派生商品(デリバティブ)
➀先物取引
特定の資産(原資産)を、将来のある時期に特定の条件で売買することを約する取引。
②オプション取引
特定の資産(原資産)を、定められた期日または期間内に、定められた価格で買う権利(コールオプション)または売る権利(プットオプション)を売買する取引です。オプションの買い手の損失はプレミアム(オプション料)に限定されるものの、売り手の損失は無限定。(これあとから学習へ)
③スワップ取引
異なる形態の「お金を受け取る権利」を交換したり、異なる形態の「お金を払う義務」を交換する手続き。
・金利スワップ:同じ通貨の、異なる金利の受け取りや支払の交換のことで、金利部分のみの交換がされます。なお、クーポンスワップは(金利を交換する)金利のスワップの一種です。
・通貨スワップ:異なる通貨の、元本や金利の受けとりや支払いの交換のことで、元本部分と金利部分の両方が好感されます。
合同会社良いまち不動産 奥田良三