生命保険加入額>(今没遺族必要保障額)例
2025年10月17日
配偶者や家族が困らないように生命保険で対応検討してみました。
ややこしいです。
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自分がお亡くなりになり、家族の生活が維持できるための保険加入の例です。
(死亡により住宅ローンは完済されていることとします)
(例;仮定 子供独立まで22年、子供独立後の配偶者の余命32年)
➀自分が死亡後、必要な家族(配偶者等)のお金
=遺族の余命×日常生活費(25万円)+葬儀費用;予備資金(死亡整理資金500万円;教育資金1300万円、結婚援助資金200万円)
=25万円×70%×12月×22年+25万円×50%×12月×32年+500万円+1300万円+200万円=11,420万円
②万一の場合に入ってくるお金
死亡退職金見込み額と保有金融資産 2000万円
自分が死んだ後に受け取る公的年金総額 7200万円
2000万円+7200万円=9200万円
②-➀=2,420万円 不足
困ったことだ~
③万一に備え加入する生命保険(例)
月払い11000円程度(保険料払込期間65歳まで)
終身保険特約(200万円・終身) 定期保険特約(500万円・保険期間20年)
逓減定期保険特約(初年度2000万円・保険期間20年)
今すぐ死亡とした場合の保険金の受取額は 200万円+500万円+2000万円=2700万円
④家族は大丈夫か
③ 2700万円> ②-➀ 2420万円
計算上は大丈夫
このような例をご参考に
合同会社良いまち不動産 奥田良三
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おまけ
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年金と遺族年金について
➀老齢基礎年金(2025年度で68歳以下の場合)
基本年金額(831,700円)×保険料納付済月数/480月(これは20歳から60歳まで40年×12月のこと)
満額で831,700円
②老齢厚生年金の「報酬比例部分」 例
ⓐ+ⓑ
ⓐ:平均標準報酬月額×7.125/1,000×2003年3月以前の被保険者期間の月数
30万円×7.125/1000×180月=384,750円
ⓑ:平均標準報酬額×5.481/1000×2003年4月以後の被保険者期間月数
50万円×5.481/1000×274月=750,879円
ⓐ+ⓑ=1,135,647円
③厚生年金に加入していた人の年金額(例)
老齢基礎年金(40年支払った方)831,700円+老齢厚生年金(例)1,135,647円=1,967,347円
追加で
④老齢厚生年金の「加給年金」配偶者65歳未満まで41万円が加算されます。
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遺族年金
➀遺族基礎年金
831,700円+子の加算額(一人当たり239,300円)
②遺族厚生年金
老齢厚生年金の3/4
➀+② = 831,700円+1,135,647円×3/4=1,683,435円
例でいえば 月14万円程度の遺族年金をもらえることとなる。
2028年度から遺族年金の法改正有
2028年度末時点で40歳未満の18歳未満の子供のない女性また、60歳未満の男性で18歳未満の子どものない人は、期間が5年で金額は、通常払う金額の1.3倍支給で年金終了になる模様。