人生会議
2026年02月16日
豊後高田市図書館で市民講座に行ってきました。
1.講座の内容は、人生会議(これからの生き方や、もしものときの医療・ケアについて、今の自分の考えを整理し、共有しておくこと)聞いてきました。
英語ACPの日本語訳です。
アドバンス・ケア・プランニング を直接和訳した方が意味が分かりやすいとのことで、英語を和訳すると< 前に進める・医療やケア・考え方を整理し計画> 確かにわかりやすいです。
これはよく聞く、エンディングノート(死んだ後の遺言みたいなもの)と違い、高齢になった方の、死ぬまでの医療や介護計画を本人さんの意向を踏まえながらの見守りを含む介護の計画との事です。
どうしても独居老人が増えていく、限られた見守り家族、介護施設に入らず自宅で最後まで暮らすようにするためにも、必要な考え方と思われること。講義で認識させていただきました。
講師は、中津市民病院 院長(外科のがんの医師)折田先生でした。話は分かりやすい講義でした。がんの話も聞きました。
2.今の死亡原因トップはがん(死亡原因の約1/4)ガン平均の5年生存確率は60%(前立腺がんは90%以上か生存、膵臓は8%生存)
現在からこれからロボット手術が増えてくる。前立腺がんはロボット手術が多い、ロボット手術の良いところは、電波障害が無ければ遠地からでも専門医が対応、ロボットなので手振れ補正、手術器具の動きを細かくできる等のメリットがあるとのこと。
3.人生会議もエンディングノートと同じようにノートがあるとの事です。
そこには、延命治療(回復見込みの無い人に対する延命だけを目的とする医療行為)について記載する項目もあるとのこと(胃ろう、人工呼吸、人工透析)をするかしないか これから年老いてくる自分も含め 家族に迷惑をかけない、家族内でトラブルを発生させない 特定の人に迷惑をかけないなど 考えながら準備をしていきたいことと思います。
4.寿命と健康寿命(0歳からの全生誕者の平均)
日本人の平均寿命(健康寿命) 男性81.09歳(72.57歳) 女性87.14歳(75.45歳) 健康でない期間は男性が約8年 女性は12年 女性は2人1人は90歳まで生きる時代が訪れているとの事。 今67歳 あと健康年齢まで5
年を重ねた人の余命
70歳まで生きたら寿命 男性86歳 女性90歳
80歳まで生きたら寿命 男性89歳 女性92歳
90歳まで生きたら寿命 男性94歳 女性96歳
との事でした。
5.心肺停止の救命措置について
心肺停止の方を見て救急車を呼んでも、間に合わない確率が高い
心肺停止とは反応がなく、呼吸、頸動脈(首のところが一番心臓に近い)で脈なしの場合、救命措置 心肺停止から2分なら救命措置(AED、人工呼吸)をして回復90%(トリンカーの救命曲線) 救急車は電話をかけて現地に到着するのが全国平均10分 10分ではほぼ回復ゼロに近い
急に心肺停止されたら、近くの方は できるようであればとしか言えませんが、救命措置されてください。
AEDはだれでも使える医療機器 人工呼吸(肋骨5cm沈むぐらいで1分間に100回 3000回) AEDは高電圧(最大で2000ボルト)なので使用するときかける人に触れないこと。 人工呼吸は肋骨が折れることあり、人の命は蘇らないが肋骨はよみがえる。
AEDは設置されているが、正しく素早く使える市民はどれだけいるのか、人工呼吸を体得している人はどれだけいるのか 気になるところです。 機会があれば自治会での講習を消防署におねがいしてみてもいいかな と思うところです。
※人の命に係わるお医者さんは、密接に個人個人と向き合い、その方の健康、命を守っていることに あらためめ敬意を表しました。
※日常の生活に関係する不動産事業も、人の日々の生活に密接に関係しています その人、その家族の生活が不動産と連携していることが理解されます。お医者さんと同じ気持ちでその方のご希望に沿うように努めたいと 『人生会議』のセミナーを受講して再認識されました。また、私の残りの健康寿命と寿命についても認識しました。
良いセミナーでした。 よかった。
良いまち不動産 代表社員 奥田良三