新年と一日一話

2024年01月01日

一日一話 ”松下幸之助翁”””中村天風翁”をHPに毎日載せて、自分の日々の始まりとしています。 

 

1月1日 新年あけましておめでとうございます。

 

松下幸之助一日一話「心あたたまる正月」

 

”竹にフシがなければ、ズンベラボウで、とりとめがなくて、風雪に耐えるあの強さも生まれてこないであろう。竹にはやはりフシがいるのである。同様に、流れる歳月にもやはりフシがいる。ともすれば、とりとめもなく過ぎていきがちな日々である。せめて年に一回はフシをつくって、身辺を整理し、長い人生に耐える力を養いたい。
そういう意味では、お正月は意義深くて、おめでたくて、心もあらたまる。常日ごろ考えられないことも考えたい。無沙汰のお詫びもしてみたい。そして、新たな勇気と希望も生み出したい。すがすがしくて、さわやかで、お正月はいいものである。

 

中村天風「生きる力」

 

およそ人間としてこの世に生まれ、人間として人生に活きるために、第一に知らねばならぬことは、人間の”いのち”に生まれながらにして与えられた、生きる力に対する法則である。

まこと、自分のいのちの中に与えられた、力の法則というものを、正しく理解して人生を活きる人は、真に、限りなき強さと、歓喜と、沈着と、平和とを、作ろうと思わなくても出来上がってくるように出来てくるのである。

それを一番先にわれわれは知らなければならない。

 

良い年でありますように。

 

合同会社良いまち不動産 代表社員 奧田良三